毎年8月あたりはなぜかタイの運動会シーズン。しかしここの運動会は、かなり 日本のとは異なる。日本の運動会はご存知紅白にわかれ、全員がいろいろな協議 に参加し(時として親も)勝利を競うというものだが、タイの運動会は4色。 しかも、赤、黄色、ピンク、紫の4色。派手な色のオンパレードでこれまたタイ らしい。 そしてこれが決定的に違うところだが、競技は陸上、バレーボール、バスケ、 フットサル、卓球などに分かれ、何日にも及ぶ。選手は希望者、もしくは各チー ムの選抜者のみが出場できるシステムで、全員参加ではない。 参加しない生徒はどうするのかというと、ひたすら応援に徹するのみ。 何日にもわたって行われる競技の終止符は最終日、どこかの競技場や体育館など で華やかなパレードとともに終わるシステム。このパレードも採点の対象となる。 そのため、女子たちは美を競う為、これでもかという化粧と朝の3時から美容院 で結いあげた髪、生徒によっては数千バーツかけたきらびやかな衣装を身にまとう。 なんも参加しないのではつまらないと言うので、今年うちの息子はバスケと卓球、 娘は水泳の競技に参加した。娘は最終日のパレードにチアリーダーのなかの更に リーダーとしてパレードとダンスに参加。 ダンスでは、当日まで全く知らなかったがセンターでリーダーを立派に務めあげ た。なんといっても声の大きさで学級委員に任命された娘だ。チアリーダーで大 声を出すのは得意中の得意。見事1位に輝いた。 ← 親ばか しかし、このパレードの衣装代や朝早くから髪の毛をやったり化粧をしたりする のは母としてはできればもうやりたくない。うちは経費節減のため、化粧も髪も すべて私がやるが、それでも大変で、パレードに連れていくころにはもうぐった りだ。是非とも今年限りでやめてほしいと思うのだが、そんな母の心とは裏腹に 「先生が来年はチームの一番前でプラカードを持つ人をやれだって」 と今から言い出した。母複雑。
2015年9月13日日曜日
タイの運動会
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