2016年7月6日水曜日

娘の運動会とママのヘアメイク

プーケットは毎日雨がいやというほど降り、すっかり雨季に入った。そして雨季だというのに娘の学校の運動会が本日行われた。運動会自体は、体育館で行われるので雨でも全く問題はない。
だが運動会が始まる前にタイの学校ではなぜか必ず一般道をパレードするというのが習慣らしく、朝のラッシュの時間に警官が先導して通行規制を行いながら、大掛かりにやるので雨が降るとそれが中止となるのだ。
しかし、私の記憶では毎年なぜかパレードの時間だけは雨は降らず、どちらかというと暑いぐらいの天気になるのが恒例。 
運動会は日本のように紅白とかではなく、赤、黄、ピンク、紫というのが各校ほとんどだと思う。そして、1日では終わらず、数週間にわたってバレーボール、フットサル、卓球、水泳などを各色で競い合い、最終的に陸上競技場や、体育館等で陸上競技等を行いながら最終得点を競い合うというスタイルだ。 
今年うちの娘は水泳とリーラーという社交ダンス的なものに出場してそこそこの成績を残しチームに貢献した。最終日の本日は、チアリーダーの団長として出場。彼女の所属する紫チームのチアリーダーの今年の衣装は全身紫のスパンコールがびっちり縫い付けられた超フリ フリ派手派手でAKBも、ももクロも真っ青なアイドル張りのデザインだった。レンタル料1日で1000バーツ。 
子供たちは先生が指定したそれぞれの衣装でパレードに参加する。派手な衣装には、みなそれに負けないぐらいの派手な化粧と髪型を競い合う。ほとんどの子供は、朝の4時や5時から美容師を予約してヘアメイクをやってもらうのだが、あまりにやりすぎ感が強く日本人からすると非常に趣味が悪い。
そんなヘアメイクは3000バーツ~5000バーツほどかかるため、毎年我が家のヘアメイク担当はもちろんこの私。しかし、子供たちの間では「お母さん上手でいいな~、美容院に行っても悪魔みたいな顔にされちゃうから私もあなたのお母さんにやってもらいたい」と #12356;ってうらやましがられているらしい。どうだ、なかなか私もやるではないか。
 天候にも恵まれた今年のパレードは無事終わり、天候に恵まれすぎたせいかパレードが終わるころには、子供たちの悪魔メイクもどろどろと汗で流れ落ち、さらに迫力を増していた。
娘はチアリーダーも、派手な衣装を着てパレードするのも今年で引退し、来年はスタッフとなって縁の下の力持ちとなって下級生などの指導にあたりたいという。真面目な彼女らしいアイディアだが、幼稚園の時から毎年いろいろな衣装を着てパレードのヘアメイクを担当し #12390;きた私としては、それを聞いてほっとしたのだが、それはそれでなんだか寂しくなっちゃうなあとも思ったのだった。