2016年6月11日土曜日

【母と息子と母友のチェンマイ旅行】

毎年恒例の3月から2か月半の長い夏休みがやっと終わり、子供たちは学校に
戻っていった。
この休みの子供たち2人のそれぞれのメインイベントは、娘がひとりで日本に
行くということと、息子がジュニア国体に出場すること、そして母(私ですね)と
息子二人でチェンマイ旅行に行くこと。というのがあった。
今回は息子と私のチェンマイ旅行を簡単に紹介したい。

最初は、仕事で使う小物類を仕入れに行くというのも兼ねて息子を通訳として
同行させ、半分仕事、半分旅行で親子二人で行くつもりだった。ところが、
たまたまラインでチャットしていた日本在住の友人が台湾観光の帰りに
ジョイントすることになり、そしてさらに、たまたまバンコクから遊びに
来ていた友人も急きょ同行することとなり、
かくしておばちゃん3人と思春期の息子1人という珍道中となったのである。
ちなみに思春期の息子は、私の友人2人が大好きなので逆に喜んでいた。

台湾から寄り道の友人とはチェンマイのホテル集合だったため、
プーケットからはおばちゃん2人と青年の3人旅。チェンマイまでは
プーケットから直行便で約2時間。
空港からはレンタカーで約20分でホテルに到着。
今回は人数も多いので滞在中はずっとレンタカーを借り、私が運転した。

しかし今回の旅行で一番驚いたのはその暑さ。暑いというより熱い。
それもそのはず、プーケットも今年は暑い暑いといわれていたが、
それでも最も暑い日で36度ぐらい。しかし、われらのチェンマイ滞在中は
ほぼ毎日が43度。一番暑い日は44度になった。
この暑さは生まれて初めて体験する温度であった。

日中はどこに行っても熱風が吹き、サウナに入ったときのように目や鼻の粘膜が痛い。
オープンエアーの食堂に入ってもだれも扇風機をつけていないので、
壊れているのかな?おかしいな?と思い試しにつけてみてびっくり。
日本のサウナでタオルで風を送ってその熱波によってさらに熱さを楽しむロウリュウ
というのを見たことがあるが、まさにその効果。これには一同びっくり。

滞在中は少数民族の村に行ったり、ドイステープの寺院に行ったり、
工芸品の村に行ったり、息子と友人1人は酷暑の中テニスをやったりと
充実した忙しい4日間の滞在であった。

「チェンマイ、いいところだったなあ、楽しかったなあ」と先日しみじみと息子が言った。
プーケットはすっかり雨季に入り、しかもただ今大型のモンスーンが来ている。
ツーリストもすっかり少なくなり、チェンマイ旅行も手伝って我が家のお財布もすっかり
寂しくなってしまったが、おばちゃん3人と思春期男子高校生の4人旅、
楽しんでくれたようで母もうれしい。