2013年5月31日金曜日

夏休みとサマースクール

タイの子供たちのながーいながーい夏休み。うちのお兄ちゃんは新学期から中学2年生。下の娘は小学1年生になる。お兄ちゃんの学校は2月の終わりから5月8日まで。娘の学校も3月頭から5月中旬まで共に約2ヵ月半の夏休み。

長すぎるだろう~~と思われるタイの子供たちの夏休みだが、二人とも一切宿題はなし。日本の学校は夏休みの自由研究やら、漢字のドリルやら、私の子供の時はいろいろあって、夏休みの終わりには半べそを書きながらそれをやっていた気がする。

思えば、お兄ちゃんが小学生の間、休みに宿題が出たことは一度もなかった。そのくせ普段学校がある時は、かなり宿題も出る上に授業も毎日4時までとかなりハード。2ヵ月半なんにも勉強しなかったらいろいろ忘れちゃうだろ!と思うのはわたしが日本人だから??

というわけで、娘を夏休みの間も学校に行かせるべく、学校で開催されているサマースクールに行かせることにした。授業料は月曜から金曜日までで1,000バーツ。バス代が950バーツ。これには給
食も含まれる。初日サマースクールに行って戻ってきた娘はなんと宿題をどっさり持たされて帰ってきた。しかも、ノートを見ると算数、タイ語、中国語などびっちり勉強させられたら形跡が。

サマースクールなのだから多少勉強をするとしても、まだ6歳。歌を歌ったり、お絵かき、粘土細工、もっと遊びの要素を取り入れたスクールなのかと思いきやかなりのスパルタ。私もちょっとびっくり。普段の幼稚園の授業もハードだとは思っていたが、まさにそれ以上。1週間行かせてみたが「ちょっとこれは可哀そうなんじゃないか」と思うようになり、隔週で行かせることにした。

ところが、その旨を学校に伝えたところ、生徒が激減したため、スクールバスの運行がなくなったので、自分で送り迎えをしてくださいとのこと。家から学校までは往復1時間以上もかかるため、2往復までして通わせる必要はないと判断し、サマースクールにはもう行かせないことにした。

しかしたった1週間で生徒が激減って・・・。他校のサマースクール事情はわからないが、もう少し内容を検討して魅力的な内容にすれば、子供たちだって喜んで通うはずなのに。この極端すぎる教
育事情がタイっぽいといえばタイっぽいのだがね。