2017年12月2日土曜日

受験生にいにの一日

前期と後期の間の中間休みも1カ月たち、明日からうちの子供たちも新学期が始まる。通常は1カ月弱のお休みなのだが、今年は26日に前国王の火葬が決まったため、1週間ほど長い休みとなった。ご苦労様、わたし。子供たちの休みは母の生活のペースを崩すので、ほんと嫌いです。

さて、休みといえども全く勉強などしない我が家の受験生の息子。この休みは、朝夕は柔術のトレーニングや、MMAとよばれる総合格闘技のトレーニングなどをしていた模様。ついにバイクの免許をとったので、家からバイクで30分ほどのところにあるジムに朝、割と遅めにいって、1時ごろまで練習。そこから昼休みで休憩したり、ふらふらどこかに出かけたりして、その後また5時ごろから8時ごろまで練習。毎晩帰ってくるのは9時過ぎ。

ではうちでは何をしているかというと、ほぼ彼女とのチャット。奴の彼女は8月からアメリカに交換留学に行っているので、朝と夜がこちらとは逆転しているが、毎日毎日朝夜チャット。デリカシーのない息子はトイレに入っている時や、朝の身支度をしている時などはスピーカーにして大音量で会話するため、あちら様の話していることもわれらに筒抜け。時として彼女の鼻歌まで聞こえてくることもある。鼻歌は、あら、ご機嫌なのねと少々ほほえましく思ったりもする私である。

そういえば、先日日本のテレビ番組で結構衝撃的な内容を見た。今時の日本の若者たちもライン等でチャットやテレビ電話??などをしながらそのまま寝落ちして、朝どちらかが起きるとおはようーーという感じでまたチャットを再開するという内容。テレビ電話の場合は涎を垂らして、あられもない姿で寝ているところをお互いに見たり見られたり、音声だけの場合は、いびきが聞こえたりする可能性もあるだろうし、誰かに寝ている姿を見られるなんて、たとえ夫だって落ち着かないのに信じられなーいと息子に話した。

そうしたら、それなんとこちらタイの若者の間でも常識なんだと。ほんと驚きましたよ。まず大体あの何が出てもおかしくない汚部屋を彼女に見せられる神経が信じられない。そんな奴も明日からは学校。目覚ましの音は無視して寝られても、どうやら彼女のチャットには敏感に反応するので、明日からのモーニングコールは彼女にお願いすることにしようかな。