15歳になった中3の息子は思春期で反抗期真っ盛り。まず、母のいうことや、 やることは真っ向から全否定。何を言われても、何をされても とにかく気に入らないらしい。あっちは思春期、こっとは更年期。 お互いにイライラしているから、一日とて喧嘩のない日はない。 思春期は異性に興味がすごく出る時期でもある。 彼らのフェイスブックを見ると、『誰々と交際中』というのを良く目にする。 15歳ともなれば男女交際をする子も出てくるというものだ。 46歳の私にも思春期の経験はあって、14歳の時に交換日記をしたり、 学校から一緒に帰ったりする彼氏的な男の子がいた覚えがある。 しかし、うちの息子も女子に興味はあるし、勿論彼女も欲しいのだが、 いかんせんもてない。いや、彼の名誉にためにも一応書いておくが、 全くもてないというわけでもなく、全く好みでない女の子からは 告白されたりアプローチされたりという経験はあるのだそうだ。 がしかし、身の程を知らないというか、悲しいことに彼は超面食い。 今まで彼が好きになった女の子は、色白で目元は涼しげながら尚且ぱっちり、 すらりとしたほっそり美人さん。当然ながら男子の人気はすごく、 勇気をふりしぼって告白したものの残念な結果に終わっている。 息子は毎日送り迎えの車の中でつぶやく。 あー別に誰かと付き合うとかそういうんでなくても、 誰かを好きになりたいなあと。誰かを好きになると、 勉強もスポーツもすごく頑張れて毎日が楽しくキラキラしているんだと。 更年期の私は自分の思春期のあのキラキラしていた時を思い出す。 そして、なんだか少し泣きたいようなちょっぴり悲しいような 気持ちに襲われる。 タイの国民的歌手、セークローソーは歌った。 初めての彼女は14歳の時だと。 果たして現在15歳の彼にそんな時はいつ訪れるのか。楽しみである。
2014年9月4日木曜日
母もキラキラしていたあのとき。
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