2014年9月4日木曜日

母もキラキラしていたあのとき。

15歳になった中3の息子は思春期で反抗期真っ盛り。まず、母のいうことや、
やることは真っ向から全否定。何を言われても、何をされても
とにかく気に入らないらしい。あっちは思春期、こっとは更年期。
お互いにイライラしているから、一日とて喧嘩のない日はない。

思春期は異性に興味がすごく出る時期でもある。
彼らのフェイスブックを見ると、『誰々と交際中』というのを良く目にする。
15歳ともなれば男女交際をする子も出てくるというものだ。
46歳の私にも思春期の経験はあって、14歳の時に交換日記をしたり、
学校から一緒に帰ったりする彼氏的な男の子がいた覚えがある。

しかし、うちの息子も女子に興味はあるし、勿論彼女も欲しいのだが、
いかんせんもてない。いや、彼の名誉にためにも一応書いておくが、
全くもてないというわけでもなく、全く好みでない女の子からは
告白されたりアプローチされたりという経験はあるのだそうだ。

がしかし、身の程を知らないというか、悲しいことに彼は超面食い。
今まで彼が好きになった女の子は、色白で目元は涼しげながら尚且ぱっちり、
すらりとしたほっそり美人さん。当然ながら男子の人気はすごく、
勇気をふりしぼって告白したものの残念な結果に終わっている。

息子は毎日送り迎えの車の中でつぶやく。
あー別に誰かと付き合うとかそういうんでなくても、
誰かを好きになりたいなあと。誰かを好きになると、
勉強もスポーツもすごく頑張れて毎日が楽しくキラキラしているんだと。

更年期の私は自分の思春期のあのキラキラしていた時を思い出す。
そして、なんだか少し泣きたいようなちょっぴり悲しいような
気持ちに襲われる。

タイの国民的歌手、セークローソーは歌った。
初めての彼女は14歳の時だと。
果たして現在15歳の彼にそんな時はいつ訪れるのか。楽しみである。

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