2013年7月14日日曜日

我が家のスクールバス事情

子供たち及び子供を抱える親の朝は早い。
特に、家のように地域の公立ではなく、私立に通い、一人は車で15キロほど、もう一人は10キロほど離れた学校に通わせていると朝の渋滞で時として1時間以上かかる場合もあるので更に朝早く出ないと間に合わない。

幸いなことに、我が家は息子が小さいころからスクールバスを嫌がらなかったので、幼稚園の時からバス通学をしている。娘しかり。
このスクールバスはあちらこちらを回るので、我家に迎えに来るのはなんと朝の6時半。
15キロほど離れた学校につくのは、8時少し前だ。
バスが迎えに来るまでに、起きてまずシャワー、着替え、朝食を済ませるので起床は5時40分。日本に住んでいる人は「そんなに早くて朝忙しいのになぜ優雅にシャワー??」と思ったりするようだが、タイではこれはあたりまえのことでここでは常識だ。

朝シャワーをしない人というのは、だらしなくて、面倒くさがりの人、そして汚い人というレッテルを張られてしまう。

当然みなそんなレッテルは張られたくないので、ほとんどの人がシャワーを浴びているはず。
このスクールバス、各学校によって値段は様々。
娘の通う小学校のスクールバスは往復で1900バーツ。息子の通う学校は往復で3500バーツ。ただ、息子は帰りに部活等があるので行きだけの利用は2000バーツと言われた。片道だけなのに娘の学校より高い。

最初の3カ月ほどは学校のスクールバスを利用したが、あまりに高いので娘の学校に
「行きだけ一緒に乗せて行ってもらえないか」
と相談してみた。
娘の学校に行くには、息子の今通っている中学付近を通る。学校は違うが、息子は娘の学校の卒業生。冗談みたいだが、あっさりとOKがでた。
値段は1ヶ月950バーツ。息子の学校のバスの半額である。
というわけで、毎朝うちの兄弟は違う制服を着て、娘の学校のスクールバスで通学している。
そして、最近娘は水泳教室に通い始めたのだが、教室のある日はうちまでではなく、水泳教室まで送ってもらうことも可能なのだ。

こんなゆるい感じのタイの学校のスクールバス事情。日本人の親は「いい加減だ」とお怒りの方も少なくないが、私にとっては時として大変都合よく、融通のきくところがお気に入りである。

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