2018年3月4日日曜日

副業とにいにの貢献度

数年ほど前から副業としてオーダーメイドの日本風ケーキを販売させていただいている。時には忙しく、時には注文も少なく波もあるがインスタやフェイスブック等のソーシャルメディアの力も借りてなんとなくやってきた。去年はちょうどお土産屋を開業する友人の店舗に小さなケーキのショーケースを置かせてもらい、それまでは口コミとSNSのみでやってきたのに実際に販売を開始。

しかし、実店舗を構え、さらに人の目に触れることになったため、オーダーとデリバリーの数も相乗して倍増し、自身の許容範囲を完全に超えてしまったため、一度仕切り直しを余儀なくされ、実店舗の販売を中止することとした。

実店舗をやめた当初は、もう一度ちゃんと仕切りなおして自身で店舗を持つか、カフェ等に完全委託をお願いできる店舗を探そうと思っていたのだが、なかなか思うような貸店舗やカフェも見つからず、数カ月が過ぎた。ケーキのショーケースも友人宅に預けっぱなしの状態。

そんなある日。息子の学校の数学の先生が、学校の近くに塾とカフェをオープンすることとなり、ケーキのショーケースもないからそれごと商品を置かないか、いや、是非とも置いてほしいという、願ってもない話が息子経由で舞い込んできた。友人宅にショーケースを預けっぱなしにしていることも心苦しく思っていたので、ありがたくこの話を受けることにしたのだ。

息子とはご存じのとおり、日頃衝突ばかりしているが、時として頼りになるセールスと化してこの話を一緒に進めてくれた。無事ショーケースの引っ越し、開店準備を終え、1ヵ月ほど前から販売を開始することができた。カフェの2階部分は塾となっており、放課
後にそこに通う学生たちや、先生の教え子が4時過ぎあたりから一気に押し寄せる。カフェなのに飲み物も頼まず、涼むためにそこに来る生徒や、そこで飲み物やケーキを食べながら親のお迎えを待つ子もいる。

いずれも放課後の時間帯は中学生や高校生が多いのだが、その中の数人は息子の同級生やクラスメイト。息子はほぼ毎日の確率でいる。普段は憎らしい息子であるが、自分が店にいるときはケーキをお客様に勧めたり、説明したりしてくれているようだ。

ただし、説明しないといけないからという理由で、店に出した新作を在庫ノートから1つ消して自分が食べてしまうというリスク付き。つけで飲み物を勝手に頼んだりもする。もう少し真面目に販売促進に貢献してくれればお小遣いアップも考えているのに、相変わらず残念である。