日本は受験シーズンまっさかり。ここタイも受験のシーズンがやってきた。 タイは、理数系がなぜか異常にもてはやされるので、中学受験、高校受験をする 人たちはこのコンカーンという進学のための特別クラスの数学理科クラスに 必死に勉強して入学をしたい子供たちと、そうさせたい親たちの受験戦争は 年々暑くなっている気がする。 このコンカーンの枠はせまく、うちのお兄ちゃんの小学校や中学校でもクラスで 1番か2番ぐらいのとびきり頭のいい子がかろうじて合格するようなところ。 なのに、一か八かを狙った受験生たちがパンガーやはたまたクラビーあたりからも やってくるのでちょとした受験生祭りのような状態。 そんななか、中学3年生の毎日一秒も家で勉強しないうちのお兄ちゃんが 受験すると言いだした。もちろん、理数が極端に弱いお兄ちゃんは理数系なんて 受けるはずも、受かるはずもなく、IEPという英語クラスを狙っているんだそうだ。 彼は中学の時に、高校受験しなくてもいい学校に推薦入学させてもらったので、 そのまま高校に上がればいいだけの話なのだが、 「オレはもっと広いソーシャルの中で生きていきたい」 とかなんかちょっと格好つけたようなことをいっちゃっているのである。 要するに私が思うには、彼が受けたい学校は女子が70%いや、80%ぐらいを占める 学校なので、今までのソーシャルでは狭すぎてモテなかったオレも そのぐらい女子がいる学校だったらモテるんじゃないのか? って思ってんじゃないのかという気がしないでもない。 というわけで、願書を出しに行ってきたのだが、いきなり数学の成績で 足切りされそうになった。これは中学が英語科に通っていると、ハンディをもらえる らしく、英語科に通っているという証明を提出したら、なんとかパスした。 あとは3月1日の試験と面接だが、編入試験なので枠は10人しかなく、 願書を出しにいった段階で倍ぐらいの人が願書を提出していたのでまず恐らくだめだろう。 というかダメであってほしい。 というのも、学費が1年でなんと11万バーツ近いということが判明。 現在の6万バーツちょっとの学費でもヒーヒー言っている我が家には倍近い学費は辛すぎる。 もしこれに落ちたら、普通科を受験すると言っていたが、 こちらの学費は1年で5000バーツほど。なんと20分の1。 お兄ちゃんには言えないが、普通科でいいんじゃないかなあと思う母であった。 結果は次回に。
2015年3月2日月曜日
お兄ちゃんが受験することになった!
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