最近子供の習い事を通して、タイ人のママ友なるものができた。 タイ人の友達ができたのは、ここプーケットに住んで10数年ぶり、ママ友に 至っては初めてのことである。10数年前に私が友達だと思っていたタイ人友は ある日「5000バーツ貸して」といわれ、 私はその子のことを妹のように可愛がっていたので 「いいよ。なんか事情があるなら返さなくてもいいから。あげる。」 ← 当時は 羽振りが良かったもので(笑) そういって5000バーツあげた。結局それっきりなぜか連絡がない。 返せないのが申し訳ないと思ったのか、なんなのかさっぱりわからないが、 その5000バーツをきっかけに縁は切れてしまった。なんとも安い縁である。 そして、ここ10数年タイ人と同じ職場になると言っても自分のところの従業員 ぐらいしか近くにタイ人はいなかったのでタイ人の友達を作る機会すらなかった。 だが、ここのところたまたま娘の水泳クラブで知り合ったママ友は、 私の淹れるカフェラテに砂糖を入れず、(タイ人は基本的に甘いのが好きなので、 砂糖を入れないでコーヒーを飲むタイ人をうちの旦那を含め私は知らない)。 私の作った日本食を何のためらいもなく食べ、ドレッシングに入れる調味料の話 をしていて「バルサミコ」やら「トリュフオイル」というちょっとタイ人には 聞きなれない言葉を言っても普通に理解する。 子育ての話をしていても、「え~??」と首をかしげたくなるようなことは全く言わず、 お互いに考えていることを理解しあえるのだ。 彼女はご主人がドイツ人なのと、もともとインターナショナルホテルチェーンで 秘書をしていたということもあり、私なんかよりよっぽど仕事もでき、英語も堪能だ。 付け加えるとすると、ちゃきちゃきのプーケット人なので、南弁もばっちり。 車を運転するのも好きで、先日も子供たちの水泳の大会でナコーンというところまで 行ったが、往復800キロを彼女は一人で運転してくれた。 私は今まで自分のいた環境でこういうタイ人の女性と知り合うきっかけがなかった。 気軽に電話しあったり、くだらないことをはなしたり、二人でごはんを食べたりする ようなタイ人の友人がほしいなどと思ったことはいままで一度もなかった。 彼女と知り合って目からうろこというか、タイ人でもこんな普通に違和感なく、 接せられる人に出会えるとは思わなかったのだ。 そんな感じで、今まで結構つらかった水泳の待ち時間も何となく楽しくやっている 今日この頃である。 この話もう少し長くなるので、次回に続く。
2015年1月27日火曜日
タイ人のママ友
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